夜道でイヤホンをしなかったから助かったハナシ

日常

不審者があとをつけてきたら?
自転車や車両の気配に気づけないかも?

イヤホンをしていたら気づけなかった、ザワッとした体験をした。
(人によっては、ザワッレベル「0」くらいのことかもしれない、とだけ言っておく)

夜道は危険がいっぱい。日中以上に、外を歩くときは周りの気配に気をつけないといけないことはわかっている。

外を歩くとき、わたしは9割イヤホンで音楽を聴いている。移動時間が楽しくなるし、仕事に向かう場合はテンションをあげるためでもある。(HSPの自覚ありなわたしは、あまり色んな音を拾いたくない、という理由もある)

周囲の音も聞こえたほうがいいよね、と方耳だけイヤホンをつけることもあるが、やはり注意力は削られる。

たまたま、たまたまイヤホンの充電が切れてしまい、今日はもう使えないわと久しぶりにイヤホンをせずに帰路についた。

もうすぐ家に着く、という場所でそれは起こった。

「ブーン」という大きな羽音が耳元をかすめた。
虫が近くにいる、というだけで鳥肌がたつくくらいには虫全般が苦手である。

それを今肌で感じた。そして、あろうことか頭に質量を感じ、同時に羽音が止まった。

まさか頭の上に・・!?さらに鳥肌が増す。
姿を見ていないけれど、おそらく虫が今頭にのっているのは間違いない。
頭に虫!?と思った瞬間、激しく頭を横に振りまくった。
いなくなって・・虫・・

とれたのかどうかがわからない。
だけどこれだけ激しく動かしたらもう頭に滞在してはいられないだろう。

いなくなった!己の中でそういうことにして、あと3メートルで玄関ドアを開けるところまですすんだ。

鍵を取り出す。
なんだか胸騒ぎを感じた。もういないだろうけど、とりあえず念には念をね。と、頭を再度ブンブンふってみる。

「ブゥゥーーーーーン!!!」という音がまた耳元をかすめ、小さなちいさな質量が頭から移動する気配がした。

まだ、いたんか!!



部屋に入るまでよかった、本当に。

夜間で姿を確認することはできなかったので、一体なんの虫だったのかはわからぬまま。
ゴからはじまるあいつでないことを強く願い、まだセミの声は聞こえてない、ということはコガネムシあたりかしらと、自分の中で結論つけて玄関をあけた。

いつも通りにイヤホンをつけていたら、きっと羽音に気づけなかった。

これから家に入る前には、花粉のみならず虫が自分にはりついている可能性も踏まえて、体を一振りすることにする。

maru
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・アラフォー会社員
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