胆石でパンパンの胆のうをとった話②|病院探し|手術・入院の記録

病気 体験談

精密検査を受けてください、と人間ドッグで言われてから、手術にいたるまでの経過を。
まずは精密検査を受ける病院探しからはじめる。

手術を決意!自ら病院探し

私は、過去に2度入院した経験がある。
普段から体調不良になることが多めで、病院に行くのは慣れている(慣れたくはなかったけれど)

規模の大きな総合病院。人間ドックをした場所では特に特定の病院を提示されるわけではなく、宛名のない「紹介状」とエコーの結果データを渡され、病院は自分で探してね、というスタイルだった。

そもそも、何科を受診するのが適切なのか?
胆のう結石は何科に行けばいいのか?答えは
→まずは消化器内科
→手術は消化器外科

住む場所の近くに総合病院がないので、色々な科をもつ中規模の病院へ行くことに。消化器内科があったから。そこで済むならそれが一番いいと思った。

だが、結局のところ、ここで終わりにはならなかった。

最初の病院で、最初の精密検査

その病院の消化器内科の医師は、少し頼りない印象だった。
まずはCTを撮って、どうするか相談しましょう、とのこと。

撮影したものを確認しながら、やはり見解はかわらず、胆石が胆のうにつまっていて、もはや胆のうとしての働きをしていないという。

人間ドッグの医師と同様、できてしまった胆石は自然に消滅することはまずないので、そのまま保有するか、手術でとるかしかないと説明される。それしか説明のしようがないんですよ、という表情。

治療方法として、投薬治療や衝撃波をあてて砕くというものも存在するが、長い期間かかる上にあまり効果は望めないらしい。それで済むなら、という淡い期待は砕かれたけれど、正直に「効果はない」と言ってくれてよかった。

検査と結果を確認に、4回この病院に通ったけれど、どのみち消化器外科がないのでここで手術はできない。手術するつもりであれば紹介状を書きます、と言われ、ここでもう腹をくくった。

次の病院探しのはじまり。手術できる病院。

病院を探す時に重視したポイント

手術できる病院を探すことに。色々と条件を出しつつまずはネットで検索。

・専門医がいるか
・年間の手術の数はどの程度か
・どんな医師が在籍しているか
・通える距離にあるか

このあたりを踏まえて探した。

今は情報がいくらでも出てきて、どの病院がどの手術を年何件行っている、というまとめサイトなどもあったので参考にした。

候補のひとつに、身内が15年ほど前に入院した病院も規模が大きかったなと思い、調べることにした。

HPを確認すると、まぁだいたいたの科は網羅している大きな病院だった。私がかかりたい「消化器内科」「消化器外科」ももちろんあったし、そのなかに「胆のう」周辺器官の専門医がいることもわかった。

あまり長いこと調べていても仕方がないので、この病院に行くことに決めて、はじめの病院で紹介状を発行してもらった。

手術・入院する病院が決定

紹介状を受け取り、次は大規模病院の予約段階。
予約専門の電話番号があるらしいが、まずなかなかつながらない。
仕方ないと思いつつ、仕事の休憩時間しかかけることができず初歩で苦戦。

やっとつながり、受診したい科を伝え、希望日を伝え、折り返しを待つシステム。大きな病院あるあるなのか。なかなか初回受診への道が遠い。

そうこうして予約日が決まり、貴重な有休を使って病院へゴー!

この病院へ通い、検査し、手術入院するまで、半年を要することになる。



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