フレグランスが好きでいくつか持っている。ユニセックスやメンズ向けの香りに惹かれることが多い。
使い切ってリピートした香水のひとつ。オゥパラディの『HOMME（オム）』について。
オゥパラディとは
AUX PARADIS（オゥパラディ）は、2008年に4つの香水から始まった日本のコスメブランドで、やさしげなロバのアイコンが目印。
主力のオードパルファムは、香料の調達と調香はフランスで、生産は日本。天然香料にこだわっているとのこと。
現在、季節限定の香りも含めると12種の香水を展開している。その中で、唯一メンズ向けと銘打たれているのが「HOMME（オム）」。5種持っているオゥパラディの香水の中で、一番使用頻度が高いのがオム。
オゥパラディで唯一のメンズ向け香水「オム」
オゥパラディの香水といえば、初期の4種のひとつ「フルール」が有名。私も持っている。他にはない、と思える唯一無二を感じるいい香り。
その中のひとつHomme（オム）は、名称そのままメンズ向けとして紹介されているが、女性がつけていても違和感がない。
爽やかさの中に、ピリッとした苦みも感じる。柑橘系好きにはグッとくる。
惹かれる香りは、ユニセックスやメンズ向けとされるものが多いけれど、かといって重たい香りは得意ではないので、この軽やかさはぴったり当てはまった。
香りの持続性
天然香料を使用した香水のせいか、香りの持続時間は長くはない。持続性を求める人には、その点少し物足りないかもしれない。
夕方には気分が変わって「今日はもうこの香りの基部じゃない・・」という日も多々あるので、持続性はそこまで重要視していない。アトマイザーで持ち歩くのも苦ではないし、香りを足したければそうすればいい。
シンプルな形と小型なことが気に入って、もっぱら無印良品のアトマイザーを使っている。シンプルゆえに複数持っていると中身がわからなくなるので、判別するためにシールを貼って区別している。
少し大きくても気にしない、という方であれば、オゥパラディでも、15mlと30mlの２サイズ、ガラス製のアトマイザーを販売しているのでそちらを使うのもよいかと。
香水の詰め替えがある
香水の詰め替えが用意されているのはとても珍しいと思う。
サイズ展開としては
15ml スプレー
30ml スプレー
60ml レフィル・スポイトタイプ
一番大容量の60mlが詰め替え用。オムに関しては、香りを試した瞬間に「買う！」と決めたので、アトマイザーに入れることを前提にスポイトタイプの詰め替え用を購入した。
本体自体がスポイトタイプというのが便利で、アトマイザーへの入れ替えもスムーズ。そいうったストレスがないのも、使用を継続できるひとつのポイントな気がする。
蛇足だけれど、オムのほかに持っていて使用頻度が高いのは「Spring garden（スプリングガーデン）」。
春限定の香りとして、毎年2～5月の間に発売される。「お花！」という感じが強すぎず、レモンやオレンジの柑橘系も入っているため甘すぎず非常に使いやすい。
ライトな香りが多いので、香水は得意じゃないな…という人にも手に取りやすい香りかと。
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